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Yさん(30代女性、育児休業中公務員、東京都)

キヨさんが福岡や沖縄で開いてくださった瞑想ワークショップに参加したり、ブログを読んで、はじめてISIS(アイシス)という言葉を知りました。ピンときたキーワードが「本当の自分を知る」。
「本当の自分」って何?今の自分が「本当の自分」なんじゃないの?そうじゃないなら「本当の自分」ってどんななの?
今まで生きてきた自分’のことを本当の自分だとか、そうじゃないとか、’考えることや疑問に思うことすらなかった’私にとってはとても衝撃的でした。
 
最終的に行きたいと思った動機は「どうにか変わりたい」という強い思いがあったからです。
 
アメリカでの三週間の2つのコースでは、それはそれは自分についてたくさん色々なことがわかりました。
行く前から決めていた目的、「本当の自分を知る」。
 
だんだんとわかってきたことは、「今の自分」「本当の自分」と言っていたけど、自分という事自体よくわからないまま、知らないまま、毎日生きてきいたことでした。
なのに、嫌な思い出や経験だけが強く残り、ことあるごとにそのいやな気持ちが無意識にくりかえし思い出され、そのいやな感覚をいつも感じていたことを知りました。
「今の自分に満足していなかった。自分がきらいだった。何をしても満たされない、どんなに頑張ってもまだまだだと感じてしまう自分がいた。」ということをISISで初めて知りました。
「あぁ、自分は苦しんでいたんだなー、つらかったんだなー。満たされてないと感じていたんだ。だからこんな自分嫌いだって思っていたのか。こんなに頑張ってはいたんだなー、認めてもらえなかったのが一番つらかったんだなー」って。
 
時間はとてもかかりましたが負のトンネルから抜ける時がきました。
私はいつも他人と比較しては劣等感を感じ、できない自分なんだ、価値がない自分なんだ、誰かに認められたいと強く望み、その思いが今まで小さく縮こまり弱くておびえる自分を作り上げていたことをISISでみたのです。
 
ISISは今まで自分が経験した出来事をさかのぼってその時に戻ってもう一度みるというワークです。それは、今回私として生まれてからのことも、私として生まれる前の過去世のことも両方含みます。どちらにしても、自分のしてきた経験のみです。
 
今回のコースでみたのは全部自分なのですが、嫌だと思っていた部分の自分は感情的な存在の自分。
本当の自分とは、感情的なネガティブな自分がいるけど、それをも受け入れることが出来る優しくて大きな自分だった。
とても大きく、穏やかな空間に優しく包まれたのがわかりました。
言葉で表現するのが難しいのですが、すごく幸せな気持ちで、涙が止まりませんでした。
変わりたいと思っていた奥にあった本当の願いは、「幸せになりたい、自由になりたい!!」という強い隠された思いでした。
 
帰って来てからは、日本人のチームを作り、今でもワークをしています。その活動も、私にとってはとても重要です。
私は、行く前の自分と行った後での自分と比べると、行った後の自分の方がダメな自分やずるい自分にも気づいてしまいましたが(笑)、それはとても小さなことで、でもそれすらも自分で受け入れ愛することが出来るようになったと感じます。変わろうとしていた自分を、無理に変えるのではなく、いろんな角度で気づいて受け入れる。いろんな自分がいるけど、それでいいと思えるようになりました。
自分がどう感じているのかわかるようになりました。
変わろう変わろうと執着していた自分を手放して、これが自分なんだと受け入れた時、自然にギスギスしていた不自然だった作った偽りの自分からおおらかでゆとりを持てた自分に自然に変わった、というより、偽る必要などなかった、作った自分ではなく本来の自分に戻ったのだ、そんな気がしました。
 
知ることが最大の防御とはよく言ったものです。本当にそう思います。今の日本で、これだけ自分に向き合うことができるのってまずないと思います。たまたま私はいい思いだけではありませんでしたが、それでも行ってよかった、大きな大きな事に気づくきっかけになったし、体験できたという大きな財産を手に入れました。
今の自分が本当の自分じゃないかもしれない、本当の自分ってどんなだろうか、自分と向き合いたいと思っている方には本当にピッタリだと思います。「向き合う」「知る」という強い意志をお持ちの方には最高の場所だと思います!!

竹内 清文さんの人生のストーリー

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